失敗しないベビーカー(チャイルドシート)の選び方

失敗しないベビーカー(チャイルドシート)の選び方

「軽量タイプのベビーカーはないですか?」

とよくお尋ねいただきます。

でも「乗り心地が良く、押しやすいベビーカーはないですか?」

とはあまり聞かれません。なぜでしょうか?

乗り心地、押し心地は、各社似たり寄ったりとお考えの方が多いようです。

しかしそこが、失敗のはじまりなのです。

では、何が乗り心地、押しやすさを決めるのでしょうか?

乗り心地(振動の少なさ)=主にタイヤの材質

そして、軽量タイプ重量タイプにもそれぞれのメリットデメリットがあります。

・軽量タイプ

持ち運びは便利ですが、乗り心地が悪く、フレームが華奢なため「ギシギシ」いって押しにくい。

・少し重量のあるタイプ

持ち運びは大変ですが、乗り心地が良く、フレームもしっかりしているので押しやすい。

これが前提で、全てを兼ね備えたものはありません。

では、何を基準に選べばよいの?

まずは、お客さまのライフスタイルと照らし合わせてみてください。

バスや電車をよく使う方や、エレベーターのない3階以上の建物にお住まいで、ベビーカーの持ち運びが必須の方は軽量タイプ。

車移動が多い方や徒歩移動の距離が長い方は、乗り心地、押し心地を優先してフレームがしっかりしたものを選ぶのが良いでしょう。

私の願いとしては、可能な限りお子さんに負担(振動)の少ないものを選んでいただきたいです。

持ち運ぶ時間より押している時間が圧倒的に長いことを考えれば、乗り心地、押しやすさを第一に考えることが間違いのないベビーカーの選び方といえます。ましてや大事なお子さんの命を運ぶものですから。

ベビーカーのコトがわかる【Q&A】

Q1. A型B型と聞きますが、どういうことですか?

あくまで日本独自の基準です。A型は生後すぐから腰座り(6ヶ月)まで。B型は腰座りからのものを言います。

Q2.何歳から何歳まで使えますか?

種類にもよりますが、生後すぐから4歳くらいまでお使いいただけるものがほとんどです。

Q3.3輪ベビーカーの良さを教えてください。

取り回し(旋回)が本当に楽ちんです。前輪を二つから一つにすることで、路面の抵抗が半分になり、片手で楽々旋回出来ます。

Q4.「トラベルシステム」とはなんですか?その良さを教えてください。

トラベルシステムとはチャイルドシートをベビーカーにドッキングでき、お部屋に持って入ればバウンサー(ゆりかご)やチェアにもなるものです。車の揺れで寝てしまったお子さんをベビーカーやお部屋へと抱き起すことなく運べることは、何にも替えがたいメリットです。どのお車にもシートベルトで簡単に装着できるので、ご実家の車への乗せ換えなども楽ちんです。

【こんなシーンで活躍!】

・外食時・ベビーのいないお友達、ご親戚のお家に行ったとき

Q5. 1歳までの「トラベルシステム」だと、チャイルドシートの買い替えが必要なのでは?

チャイルドシートの義務化は6歳までとなっているので、買い替えが必要です。

そこで、6歳までを3つに分けて購入されるのもひとつの手です。

トラベルシステム卒業後、1歳から4歳までで1つ、4歳からのものを1つと分けて購入することでコンパクトになっていきます。

0~6歳まで使えるもの(高額なものが多いです)では、6年以内に第2子さんがお生まれになった場合、もう一台買う必要がありますが、分けて購入することで上のお子さんが使わなくなったものを回していけるので経済的です。

Q6. 歩くようになったら不要では!?

お昼寝があるように、お子さんは長時間歩くと寝ることがあります。寝た時のことを考えたら、やはり必要です。「持ち運べるベビーカーが必要?」と聞かれますが、どんな軽量なものでも長時間持つのは大変です。そこで、お子さんが歩く時には荷物だけをベビーカーへ載せて押し、寝たらお子様も一緒に乗せると良いのです。そのためにも押しやすいベビーカーであることが大切です。

Q7. おススメのものは?

お客様のライフスタイルに合わせておススメも変わります。最適な一台をご提案します。

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